生きてるだけで、愛。
『生きてるだけで、愛。』 本谷有希子
すごく面白くて、あ!!!!!!!!!!っと言う間に読んじゃった。
過眠、メルヘン、二十五歳。
本の中の彼女はまるで自分みたいで笑えた。
全身のあらゆる体毛を剃ってしまいたい衝動に駆られても、それだけはさすがにできなかった… 限りなく坊主に近いベリーショートにはしてしまったけど。
頭の形が自分が思ってたよりも歪で絶壁だったからもぉ二度としない。
本の中の彼女は鬱でいつもイライラしてて怒ってて、もぉ生活が寝てるか怒ってるかみたいな感じで けどそんな自分にもイライラしてるんだなって思った。
同居人の彼に求めることもわからなくもない…
怒りの沸点が同じだと上手くいかないのにそれを求めてしまうんだな…
あたしがこんだけ全身でぶつかってるんだから あんただってそぉしてよ と思ってしまうんだな。
頑張れ寧子と思うけど、まぁ仕方ないよ…あたしだってそぉなるょ…と思う。
同居人の彼、津奈木に同情する。
けどこんな彼だったらいいなぁと思う。
最後、彼がとった行動は格好良かった。
五千分の一秒の富士山でいいんだ。
きっと あたしはあたしと別れられないから。
読破時間:2時間ちょっと
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