求愛
『求愛』
瀬戸内寂聴
掌小説。
一篇が短くとても読みやすい。
寂聴さんの本を初めて読んだけど、正解だったかもしれない。
他の作品も読んでみたいと思った。
この本は様々な形の愛に溢れていた。
とても数え年95歳のおばあちゃんが書いたものだとは思えないほど面白かった。
子宮作家と呼ばれるほど愛を書いてきた人のこの本は誰かを狂おしいほど愛したいと思うくらい愛に溢れていた。
何度でも言う。
この本は愛に溢れている。
誰かを愛したいし誰かに愛されたくなる。
骨まで愛して灰になりたい。
地獄の業火に焼かれても良いと思える愛に溺れたい。
この感想はどうなんだって感じだな。笑
でも、それくらい愛を求めてしまう本だった。
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